群馬大学が、看護助手の公募を出しています。非常勤ですが、有給休暇がもらえるお仕事で、長く続けられる方を求めているそうです。
きょうから新宿ニコンサロンで始まった、林典子写真展「キルギスの誘拐結婚」を見てきました。NATIONAL GEOGRAPHIC日本版 2013年7月号(日経ナショナルジオグラフィック社)で注目され、先日は日本人初のビザ・プール・リマージュ報道写真企画部門ビザ・ドールで話題になった作品からの展示です。あまり天気がすぐれない中、会場のフロアのエレベーター前で外をながめている人が意外に多く、ふだんここの写真展に来ないような客層が含まれていることがうかがえました。
きょう、Yahoo!知恵袋に、オフ本についていくつか質問させてください 同人初心者です。今回始めてオフセッ...という質問記事が立ちました。そこに、なぜここにつけたのかが理解できない、大学で心理学を学ぶことに関するものと思われる回答がつきました。ほかの質問への、いわゆる「誤爆」の可能性も考えましたが、少なくともこの質問が立った前後には、この回答がついてよさそうなものが見あたらず、とても奇妙に感じられました。
検索すると、文面の出所はすぐわかりました。同じYahoo!知恵袋の、現在高校3年生なのですが心理学系の大学についていくつか教えてもらいたいです。にある、3年以上前の回答文が、まるごとコピペされていたようです。
この無関係な文面をコピペ投稿したのは、heftpkl232というアカウントです。これまでの投稿履歴をさぐると、同じように質問と対応しない、かみ合っていない回答が、山ほど見つかります。いくつか、例を挙げてみましょう。
高校生男子 気になる人 ぼくはいま高校生で下の階の人に気になってる人がいて、mi...
中1~2総復習 この春休みを利用して中1~2で習ったものを総復習したいです! ...
もうお気づきの方もいると思いますが、どの投稿でも、heftpkl232による回答は、ベストアンサーをとることができていません。そのかわりに、別の回答者が、heftpkl232による投稿のすぐ後に、heftpkl232のものの1文目だけを投稿したものが、ベストアンサーとなっています。そして、よく見ると、質問をしている側は、いつもjokmplというアカウントです。
このパターンは、jokmplによる質問とheftpkl232による回答とがかみ合って見えるものにも、共通しています。
チャオ!俺様はイケメン七釜だよ。毎日300万円のフカヒレスープとフランス料理を堪...
赤ちゃんに対して不思議だと思った事はありますか?大人にはない能力があるってよ...
やはり同じように、第3のアカウントが、heftpkl232の1文目だけを抜いてきて、ベストアンサーをとっています。抜き方からみると、ボットで自動的に作業しているように思われます。ですが、これらのアカウント群については、活動時間帯のオンオフがあることや、お守りについて質問です。毎年初詣で神社・お寺さんにお返して焚いていただいてた...のように、まともな回答が入ったらそちらがベストアンサーになることがあることからは、ある程度の人為が入っているようにも見えます。
質問ペースの速さは、ボットと考えると納得がいきます。手動だとしても、jokmplの質問文は、毎回オリジナルに書きおろしたものではないでしょう。たとえば、オフセット本の質問の出所は、こちらです。
こんなことをして、どんなメリットがあるのかよくわかりません。 BA率の高いアカウントを量産しておいて、工作をしたい人に売るねらいなのでしょうか。それとも、Yahoo!知恵袋の全体的な印象やレベルを、さらに落とす工作なのでしょうか。マイナビニュースQ&Aであれば、元トピ職人の釣り解説の[コラム]釣り初心者のためのマイナビニュースQ&Aという記事で有名になったように、質問者は釣り、回答者はポイント、運営者はアクセス数と、それぞれに利益があるしくみとして、納得がいきます。心理学者では、黒髪と美女の日本史(水曜社)などの著作がある、平松隆円・チュラロンコーン大学講師が活躍の場のひとつにしているところです。
きょう、毎日新聞茨城版に、障がい者のための防災訓練:120人が参加−−取手という記事が出ました。安味伸一という記者による、小規模ながら意義のある防災イベントの報道です。
気になったのは、「身体、知的・精神と目や耳が不自由な障害者約20人を含む120人が参加」というところです。障害者基本法2条のような、身体、知的、精神とをいわゆる「3障害」として並列するとらえ方ではないようです。身体と「知的・精神」という二分法のほうが、一般の人の直観に合うからでしょうか。また、その「身体」は、記事中でも取りあげられている車いすで生活する人のイメージで、「目や耳が不自由」は別とみているのでしょうか。それとも、「知的・精神と目や耳が不自由な障害者」というのは、重複障害であることを表現しているのでしょうか。
「支援団体や家族会などで構成する「とりで障害者協働支援ネットワーク」(17団体)」という書き方も、気になりました。このネットワークが17もあるわけではありませんので、たとえば、「支援団体や家族会など17団体で構成する「とりで障害者協働支援ネットワーク」」というように書いてもよかったように思います。なお、このネットワークの会報である笑顔のひろばのタイトル部分を見ると、「とりで障害者恊働支援ネットワーク」とありますが、記事のほうが正しいと思います。ですが、南澤孝男という人によると、「協」と「恊」とを異体字の関係としている漢和辞典もあるのだそうです。
きょう、ヨミドクターに、高齢者万引き、10代上回るという記事が出ました。心理学者への取材も含まれています。
気になったのは、「高齢者の社会的孤立」が原因のひとつだというのが、何の原因をさしているのかがはっきりしない書き方にされていることです。高齢者の万引きの原因でしょうか、それともその増加、ないしは未成年との順位逆転の原因でしょうか。万引きの一因に社会的孤立があることは、とてもうなずけるところで、これは高齢者にかぎったことではないでしょう。一方、今回の万引き件数の変化は、社会的要因を考えなくても、単に高齢者の数が増えたことで説明できそうにも見えます。神奈川県年齢別人口統計調査平成25年統計表の表1をご覧ください。