きょう、Jタウンネットに、これが南武線の実態? 地元ユーザー投稿の「あるある」が強烈すぎる...という記事が出ました。
低劣詐P@押産自動車というアカウントによる、明日から通勤に南武線を使う新社会人の皆さんにワンポイントアドバイス。からの一連のツイートを取りあげたものです。こういうアドバイスは、ありがたいと思う人もいれば、いわゆるねたばれではありませんが、知らずにいて体験できたほうがエキサイティングなので、よけいなお世話だと思う人も、いるかもしれません。一方で、週刊新潮 4月14日号(新潮社)で成毛眞が論じたような、ネットで事前に知っておいてこそのたのしみ方を重視する視点もあるでしょう。
南武線乗客の、ユニークなところが羅列されます。アンサイクロペディアで南武線を見ると、「利用者は主にブルーカラー。また、セルフ駅員も多く見られる。」とありますが、せりふでひと目でわかるセルフ駅員は、ツイートの中にはうかがえませんでした。番外編に登場する「何処からお湯を調達したのか駅のホームでカップ麺ズルズル」は、駅員に準ずる何かかもしれません。ふと、祖国よわたしを疑うな 政治犯から大学教授となった「兵隊太郎」の戦後(曹石堂著、日本経済評論社)に、獄中でお湯をくんでこられるのは一部の人の特権だったとあるのを思い出しました。
「もちろん反論もあった。「最近の高架化すすんで便利になったよ!」というご意見だ。」とあります。ですが、技術的な面からの便利さが主題になっていたわけではありませんので、擁護ではあっても、反論とは言いにくいと思います。むしろ、思いっきりのわら人形論法で笑いをとるものですが、今回の南武線の話題ではおそらく最大の注目を集めたツイート、南武線ってこんな感じだよと言われたんだけどのほうが、方向性はきちんと反論のほうに向いています。