生駒 忍

記事一覧

メルマガいばらきの2013年1月号が届きました

きょうのお昼に、メルマガいばらきの2013年1月号が届きました。1月号ではあっても、新年のあいさつなどはありませんでしたが、これはおそらく、ほとんどの購読者が年内に読むことを意識してのことだと思います。

そういえば、昨年はどうだったろうかと思い、調べてみましたら、2011年12月30日号が最後の号で、導入部には「大掃除など、新年を迎える準備は万全でしょか?(やり残しはありませんか?)」とありました。

大阪キリスト教短期大学非常勤公募

大阪キリスト教短期大学が、非常勤講師の公募を出しています。

応募資格には、保育士の資格が要るとは書いてありませんが、提出書類のところには、「4.保育士資格証明書のコピー」とあります。おそらく、自分以外の方の証明書を借りてコピーをとらせてもらったのではいけないと思いますので、要資格のようです。また、〆切は31日ではなく、30日になっていますので、月末だと早合点しないように気をつけてください。

日本情動学会大会でのプログラムにないポスター

きょう、慶應義塾大学三田キャンパスにて、第2回日本情動学会大会が開催されました。小雨の降る寒い日でしたが、ポスター発表をしに行ってきました。

プログラムを見ると、ポスター発表は、3セッションで計52本が載っていました。その多くがOEIP関係のものだったとはいっても、これだけの数が集まると、にぎわいが出ます。しかも、会場をよく見てまわると、少しだけ奥まったところに、プログラムには載っていない研究発表ポスターまであることに気がつきました。大学のロゴも入った、きちんとした見かけのポスターで、そこに書かれていたタイトルは、"NEURONAL RESPONSES TO INTRAGASTRIC ADMINISTRATION OF AMINO ACIDS IN THE RAT AMYGDALA AND LATERAL HYPOTHALAMIC AREA."というものでした。ポーランドの国立美術館であった事件を、もっと地味なかたちで、こっそりまねしてみたのでしょうか。

中央学院大学非常勤公募

中央学院大学が、キャリア・デザインを担当する非常勤講師の公募を出しています。公募期間が短いのですが、そのぶんだけ応募する人が少なくなると思いますので、穴場かもしれません。

佐村河内守がヒットしています

昨年、日本コロムビアから発売された、佐村河内守:交響曲第1番 HIROSHIMAが、クラシック音楽としては異例のヒットとなっています。先月から、この作曲者の半生がテレビ番組で取りあげられているそうで、そのどれも音楽番組ではないようですが、そのあたりから売れ出したのだそうです。けさの日経にも、大きな広告が載っていました。

この方の作品を聴いたことはないので、音楽家としてのところは、私にはなんともわかりません。一方、苦難の半生を見せてインパクトを与えてブレイクさせる売り方は、本人にそういうつもりがあったかどうかにかかわらず、いまいち好きになれない売り方です。ひと昔前に売れたフジ子・ヘミングを思い出します。作品や演奏が直接に評価され、評価を受けてさらに成長し、新作や演奏会ごとにだんだんと支持を広げるのが王道だとするならば、極端で、誰にでもわかりやすい苦難の半生で音楽を売るのは、邪道であるという気がします。

そうはいっても、邪道は許せない、王道しか認めない、などというつもりはありません。音楽の世界で、そのような王道を堂々と進んだ人がどれだけいるかを考えると、気が滅入りそうになります。また、特にクラシック音楽の世界では、邪道の人が一般の人にたくさんのCDを売り、そのもうけのおかげで地味でも滋味のあるCDもメーカーが出しやすくなったり、邪道を入口にしてクラシック音楽に興味を持つ人が出たりしますので、外から資源を集めてくれる邪道は、悪く言われることも多いですが、実はこころの底で感謝されているのかもしれません。