生駒 忍

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日本生理心理学会投稿規程の変更点

きのう、日本生理心理学会のウェブサイトが更新され、日本生理心理学会投稿規程に、5月の改正が反映されました。これで、最新版が、誰でも見られるようになりました。

どこがどのように変わったのかは明示されていませんが、連名の略記に関するルールを5.4として加えたのが、最大の変更点でしょう。この投稿規程の注の冒頭に、「本投稿規程では,上記の“手引き”と異なる点のみを記す。」とありますので、新しい5.4のうち、1文目はこれに反していますが、わかりやすさを優先して、あえて破ったのだと思います。略記に使うet al.に関しては、一流の科学者が書く英語論文(A.M. コーナー著、東京電機大学出版局)に「ラテン語およびその略語はイタリック体で書くのが標準ですが,雑誌によってはラテン語をイタリック体で書かないように規定しています。」とありますが、ここには書体の話題がなく、イタリックにするとも、するなとも書かれていません。執筆・投稿の手びきを見ると、1.3.7(1)にet al.はあてはまりませんが、vii)があえて提示されていることを考えると、et al.をイタリック体にさせない意向が、その「望ましくない」というレベル以上にあるわけではないはずです。なお、日本生理心理学会投稿規程は、以前から一貫して、「手びき」には「手引き」という表記をあてはめてきましたが、この5.4でも、その方針は生きています。

その他の変更点として、新しい5.4の追加のため、以前の5.4が5.5になり、以下順番にくり下がったこと、投稿規程の注にあった「1)」のうち片方がなくなったこと、その1)の中の改行がなくなったことがあります。また、もちろん、附則も書きかえられました。

日本選択理論心理学会遠州支部の直近会場変更

日本選択理論心理学会遠州支部の、直近の学習会の会場が変更になったそうです。「掛川さんりーな 研修室」の予定だったものが、きょう、支部ブログに変更のお知らせが出て、「掛川総合福祉センター 2階」になったと発表されました。「掛川総合福祉センター」が指しているのは、「あいりーな」、掛川市総合福祉センターのことだと思います。あわせて、9月までの学習会の会場も、1件を除いてすべて公表されました。会場変更となった直近の会のみ、フロアが書かれていて、お部屋の名前がありませんが、共用会議室だと理解してよいでしょうか。

うつ病学会第10回総会を取りあげた新聞社

日本うつ病学会第10回総会は、きのうで2日間の開催を終えました。会場は北九州国際会議場でしたが、マスコミ関係の方々も会場に入っていたようです。私が気づいた限りでは、新聞社では3社が、今回の総会を取りあげる記事を出しました。以下に、リンクをならべておきます。

朝日 新型うつ病「排除しないで」 学会、適切な診断訴え

毎日 うつ病学会:教員向けカウンセラー報告 年3億円の効果も

産経 職場復帰の方法や自殺防止策など報告 北九州、うつ病学会始まる

札幌国際大学のウェブサイト更新

今年もそろそろ、札幌国際大学が、学科・専攻や研究科のウェブサイトを更新するようです。実際には、トップページなどからは入れないだけで、先週にはもう、新しいページを見られるようになりました。心理学関係ですと、心理学科 臨床心理専攻2014心理学科 子ども心理専攻2014大学院 心理学研究科2014の計3ページがあてはまります。専攻のページでは、「授業・ゼミナール紹介」が「注目の授業・ゼミナール」に替わり、画像が割りあてられた教員の顔写真ではなくなっています。正式公開になったら、その画像も、http://www.siu.ac.jp/wp-content/uploads/2013/に移されるのかもしれません。

第6回日本不安障害学会学術大会のサイト

第6回日本不安障害学会学術大会のウェブサイトは、公開はされていても、まだほとんど情報が出ていません。ほとんどというよりも、名前しかない状態です。かわりに私が書くのも変なのですが、この大会は来年2月1日・2日に、東京大学本郷キャンパスで開催されるはずです。まずは大会の名前のみをきちんと伝えたい、ということなのでしょうか。ソースを見ても、閉じタグがこわれているところをのぞけば、きっちりと最低限で書かれていることがわかります。愛しの座敷わらし 上(荻原浩作、朝日新聞出版)に出てくる、笑いのとれる自己紹介もしたいけれど、それ以前に、名前をきちんと言うというところで必死になるエピソードを思い出しました。