生駒 忍

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日本情動学会大会でのプログラムにないポスター

きょう、慶應義塾大学三田キャンパスにて、第2回日本情動学会大会が開催されました。小雨の降る寒い日でしたが、ポスター発表をしに行ってきました。

プログラムを見ると、ポスター発表は、3セッションで計52本が載っていました。その多くがOEIP関係のものだったとはいっても、これだけの数が集まると、にぎわいが出ます。しかも、会場をよく見てまわると、少しだけ奥まったところに、プログラムには載っていない研究発表ポスターまであることに気がつきました。大学のロゴも入った、きちんとした見かけのポスターで、そこに書かれていたタイトルは、"NEURONAL RESPONSES TO INTRAGASTRIC ADMINISTRATION OF AMINO ACIDS IN THE RAT AMYGDALA AND LATERAL HYPOTHALAMIC AREA."というものでした。ポーランドの国立美術館であった事件を、もっと地味なかたちで、こっそりまねしてみたのでしょうか。

『基礎心理学研究』31巻1号が届きました

きょう、『基礎心理学研究』31巻1号が届きました。この雑誌は、少なくとも私のところには、いつも遅れぎみで届くのですが、今号はこれまで以上の大幅な遅れでした。届いて数時間後に、会員メーリングリストを通して、「発送いたしております」という表現で状況報告があったのも、異例だったように思います。

その106ページに、「基礎心理学の実用・応用展開」特集論文募集のお知らせが載っていました。この論文募集は、先月に締め切る予定だったものを、締切数日前になって半月少々延ばしたもので、メーリングリストでは「延期」、学会ウェブサイトでは「延長」という表現でそれぞれ通されていました。いずれにしても、論文募集の締切が延びるのも、あまり見かけないものですが、すると、お知らせが掲載されているので、これが読者のところへ届いた時にもう締め切られていたのではよくないと考え、締切を延ばしたのでしょうか。ですが、お知らせの中にあったのは、延ばす前の締切日でした。世の中、なかなかうまくいかないものですね。

『教育心理学研究』原著の上限ページ数が増えます

日本教育心理学会は、きょう付で『教育心理学研究』投稿論文の頁数の上限の変更についてというお知らせを発表しました。

どのような変更なのかが具体的には書かれていないのですが、以前は10ページまでとされていた原著論文の規定上の上限を、2ページ増やして12ページにするということのようです。ただし、英語の原著論文の場合の単語数は6500語以内ということで、以前と変わらないことにご注意ください。

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