生駒 忍

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看護学書編集者のシンポジウム話題提供

来週末、6月1日に、第46回比較心身症研究会が開催されます。会場は、隅田川のほとり、帝京科学大学千住キャンパスです。

今回は、教育講演とシンポジウムとの2本立てですが、そのシンポジウム「動物の看護・ヒトの看護」の話題提供者に、竹内吉夫というお名前があります。正直なところ、私はまったく知らない方です。「看護学書編集者」という肩書きがめずらしいので、どんな本を編集されているのか、興味がおきましたが、CiNii Booksの検索結果では、昭和のころに翻訳に参加した本しか見あたらないようです。amazon.co.jpの検索結果でも、同様です。

日心77回大会各種申込が締め切られました

きょう、日本心理学会第77回大会の、各種の申込や登録が、いっせいに締め切られました。予定の次の日にずれ込みましたが、これくらいでしたら、いっさい延長しないという約束が、おおむね守られたといってよいと思います。

申込に使うマイページも、入口のhttps://cos.congre.co.jp/jpa2013/mypage/からきれいに削除されました。こういう場合には、締切となりましたと書いたページに差し替えることも多いように思いますが、この大会では、ファイルを消すだけというとてもシンプルな対応となっています。

感情心22回大会は宇都宮大学での開催です

東北大学で開催された日本感情心理学会第21回大会は、無事に会期を終えました。大会スタッフの皆さま、お世話になりました。学会も新体制に移行しました。

次回、日本感情心理学会第22回大会は、総会の冒頭と中ほどとで提示されましたが、栃木県の宇都宮大学での開催となります。開催時期は、5月から6月の間になるようです。

Harris & Fiske (2006, 2007)

日本感情心理学会第21回大会の特別講演は、会場である東北大学の原塑准教授による『刑法と感情 ―感情に基づく法的判断の健全性―』でした。

その発表スライドを配布資料として印刷したものには、講演内容がすべて出ているほかに、時間調整用でもあったのだと思いますが、「まとめ」の後ろに、「5の補論」が付加されています。そこには、"Harris & Fiske 2006"と、"Harris & Fiske 2007"という実証研究が紹介されています。恥ずかしながら、どちらも知らない論文だったので探してみたところ、前者はPsychol. Sci.17巻のDehumanizing the lowest of the low: neuroimaging responses to extreme out-groups、後者はSoc. Cogn. Affect. Neurosci.2巻のSocial groups that elicit disgust are differentially processed in mPFCのようです。なお、配布資料では、後者の実験で「写真に写っている人物は35歳以上ですか」と問われる課題を用いたように書かれていますが、論文中での説明では、"in the age condition they had to decide if the person was over 35 years old"とあり、たとえば"35 years old and over"のようにはなっていません。課題中に直接提示される表現も、"Participants were prompted with the cue ‘Over 35?’"です。

感情心理学会大会のweb最新版プログラム

日本感情心理学会第21回大会の開催まで、もうまもなくとなりました。プログラムは、4週間前から公開が始まりましたが、その後、web最新版へと更新されています。大会サイトのトップページには、更新のお知らせは出ていませんので、気をつけてください。