生駒 忍

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自分への挑戦と悪気なくうそをつく女性の増加

きょう、ライフハッカー日本版に、学習速度を速めるために知っておきたい3つのことという記事が出ました。

「若いときに学ぶのは簡単です。」、頭から真理です。純粋な記憶力だけでなく、「自分自身に挑戦してはワクワク」、「若い人の方が時間がある」、内外の要因がかかわります。さらに、失敗がゆるされやすいこともあるでしょう。「29歳の決断」の記事で取りあげた郷ひろみやレデスマのことば、宮崎あおいの朝ドラ再登場の記事で取りあげたマギーのことば、その他どこでもいわれることです。

「人の心身は働くのが好きではありません。」、新版 企業の人間的側面(D. マグレガー著、産能大学出版部)のX理論の世界ですが、だとすると、「複数の作業を、あっちをやったりこっちをやったりしていると、脳がものすごく働くことになってしまいます。」、これは苦しいことでしょう。福島県の甲状腺がん統計と地震予知の記事で取りあげた、マルチタスクの害を思い出します。

「だから、新しいスキルを学んでいるときは、最初は大変ですが、それでやる気を無くさないでください。大変なのは想定内です。」、そのとおりと思う人も、そうはいってもと思う人もいると思います。リラックマのことばのうち、ネットメディアの発達阻害の記事で取りあげたものと、レストランが使うトリックの記事で取りあげたものと、どちらがよりあてはまりそうでしょうか。

「明日まで先延ばしするのが1つの選択肢になり始め、集中するのは不可能な気がします。」、よくあることです。先のばし対策法の記事でも取りあげた話題です。ぐでたま哲学2(大和書房)でしたら、たったひと言、「後でしょ!」です。

「集中するために自分をだまさなければ」、「学んだことが楽しくなるまで自分をごまかしましょう。」とあります。だます、ごまかすというと聞こえが悪いですが、自分がしあわせになるために、自分の中で完結するのでしたら、それでよいでしょう。

それで思い出したのが、Googirlにきょう出た記事、現代女性に蔓延中? 悪気はないのにやってしまう、“ウソつきさん”の心理とはです。「今、悪気はないのについつい嘘をついてしまう……という女性が増えているのだそうです。」とあることにおどろき、そのエビデンスに興味があるので、知っている人がいましたら教えてほしいのですが、こちらはほかの人に向けてだます、ごまかすことの話題です。「自分が人より劣っていることに耐えきれず、真実を受け入れることができません。」、これにまわりを巻きこむのは、とても迷惑です。FRIDAY 5月8日号(講談社)で石川弘子が、「実務能力はゼロなのに、自意識が高くそれを認めない。」若者の問題を指摘したことともつながりそうです。