きょう、minyu-netに、双葉郡の障害者就労支援 郡山に店舗・作業場が完成という記事が出ました。
「福島中央テレビなどでつくる24時間テレビチャリティー委員会からの寄贈」とあります。日本テレビや、視聴率3冠の記事で取りあげた読売テレビなどをさしおいて、福島中央テレビを代表のように書いたのは、福島民友だからという、それ以上でも以下でもないと思います。
「ギャラリー28は、木造2階建て約30平方メートル。」だそうです。床面積もあと少し減らして、双葉とかけた28にしてもおもしろかったとは思いますが、名よりも実益をとったのでしょう。大阪ガス版MHDの記事で触れた、黄大人の発言を思い出しました。
写真にあるのが、そのギャラリーでしょうか。キャプションは、「24時間テレビチャリティー委員会からの寄贈で完成した「ギャラリー28」のオープンを喜ぶ関係者ら」ですので、これは人間の写真だという立場です。一方で、記念写真的な、きちんとととのったものでもありません。石垣市の自立支援の記事で取りあげたものほどの違和感はありませんが、全員が顔を向けてはいませんし、構図や立ち位置は、しろうと風の記念写真にも見えます。撮るのをよほど急いでいたのでしょうか。
撮るのを急ぐ、で思い出したのが、CrowdWorksにきょう出た募集、取り急ぎに関する記事を書いてくれる方を募集しますです。急いであわてていたのか、取りいそぎ何を書いてほしいのかと思ったら、「取り急ぎに関する記事を書いていただきたいと考えています。」だそうです。これで1800円、私には割にあわないお話に見えますが、お仕事というよりは、ひまつぶしとして乗る人がいるのでしょう。ネット上には、ひまのある人がたくさんいるのです。ウェブはバカと暇人のもの(中川淳一郎著、光文社)の世界です。「暇人はせっせと情報をアップし、リア充はその情報の換金化にはげむ」という節もあります。ここは、Amazon.co.jpでとても評価の高いヒンシュクの達人(ビートたけし著、小学館)の、「小銭ですむ道楽」で足りる、「お金なんてどうでもいいと思ってる」、「そうやって自分の視野をわざと狭めてる若者」を、「そいつらを「メシのタネ」にしてる賢いヤツラ」が「気がつかないうちに、ドンドン搾取して儲けてるって図式」、これが「今の時代の「二極化」の実態」だという指摘とも関連します。