生駒 忍

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読売テレビの視聴率3冠とNHK紅白の定年制

きょう、nikkansports.comに、ミヤネ屋など好調 読売テレビが3冠という記事が出ました。

「2014年の年間視聴率3冠」達成、おめでとうございます。ですが、「全日(午前6時~深夜0時)で前年比4ポイント増の8・2%、ゴールデン(午後7時~同10時)で同4ポイント増の12・6%、プライム(午後7時~同11時)で同5ポイント増の12・7%を記録。」とあり、異常な大躍進に見えて、腰を抜かしそうになりました。前年からの増分は、正しくはいずれも、この10分の1です。それでも、きびしい競争の中、トップを達成したことは事実です。

トップで思い出したのが、同じくnikkansports.comにきょう出た記事、森進一「50回定年制」訴える/紅白リハです。「最多47回出場の森進一(67)は「50回定年制」を訴えた。」とあり、トップだからこその発言です。しかも、北島三郎とは異なり、連続出場での47回なのです。「みんなが50回で」の提案は、回数が重なった歌手をNHK側が落としにくくなり、定年制なのにかえって世代交代をさまたげる弊害もありそうですが、浜崎あゆみも、15回の連続出場で、2年前からは昔の代表曲で出られる人になったかと思ったら、ことしは「NHKホール卒業させて頂きます!」となりましたし、それほど長い間紅白に出ていける歌手は、もう育たないでしょう。可能性があるのは、氷川きよしです。氷川の書類送検の記事で取りあげたような不祥事があっても、ことしも出ることになったほどです。そうはいっても、今ごろになって紅白の常連になりそうな美輪明宏の例もありますが、演歌というジャンルが続いているかもわかりませんし、人口の4割が高齢者となる中でも、年寄りは引っこめと言われているかもしれません。ふと、サンデー毎日 10月5日号(毎日新聞社)に登場した、東大阪セブンイレブン乗用車突入事故に関して、「なぜ、79歳にもなって運転しているのか。」と怒り心頭の、64歳女性を思い出しました。