生駒 忍

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東京駅Suica騒動でのルールと限定品商法

きょう、女子SPA!に、「東京駅記念Suica」で考える…買い物で失敗する「3つの要注意ワード」という記事が出ました。

「東京駅が開業100周年を迎えたということでJR東日本が限定の記念Suicaを販売」したときの騒動のお話から書き出されます。「ルールを守らず徹夜した人が購入できたなどの問題点もあったため、悔しい思いをされた方もいらっしゃるかもしれません。」としますが、徹夜禁止などというルールは、鉄道ファンの間の自主ルールにはあったのかもしれませんが、JR側からは、ポスター上での「前日からお並びいただくことは出来ません。」という小さな記載くらいしか告知されなかったはずです。管理上、前の日に駅構内や公道に列をつくることを公式に容認するかどうかというレベルで、そこに入った人には買わせないとも、始発からカウントするとも書いていないのに、正しく読まずにJR側を非難する人が、一部ですが出たのは、残念でした。それとも、日本語が読めない人があばれている、あるいはあばれていると思わせたい人がいると読むべきだったのでしょうか。

「「限定(焼きたて)、今だけ、格安」などの言葉で、特に気に留めていなかったはずの商品を購入してしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。」、タイトルにある「3つの要注意ワード」とは、これのようです。3本は、団塊ジュニア世代の定義と特徴の記事で触れた鼎立どころか、別個の3本柱でもなく、本質的にはつながっています。ですが、人は「そとづら」が9割(三枝理枝子著、アスコム)の、「人間の三大渇望」ほどのかぶり方ではなく、「今だけ」が左右の両側につながるかたちです。今だけ何なのかが書かれていないので、今しか手に入らない限定品とも、今しかこの値段では買えない格安価格とも読めます。

「買わずに後悔するくらいなら買って後悔する方が良い。」、これは心理学的には、正しいところがあります。捨てないことのデメリットの記事で触れたようなことが、実証研究で確認されています。

「しかし、何かを購入しようとしたそのきっかけが「限定、今だけ、格安」というフレーズだった場合は、いつも以上に慎重に判断することがおススメです。」、そのとおりだと思います。「空気」でお客様を動かす(横山信弘著、フォレスト出版)でいう、認知バイアスにかからない「不燃客」になって、あわてず急がず、お財布を守りましょう。

それで思い出したのが、日経電子版にきょう出た記事、「生活の党と山本太郎となかまたち」に党名変更 山本氏が合流 生活、政党要件満たすです。年末までに急いで、政党助成金をとると言われていましたが、まにあったようです。人心も妻もはなれ、お財布も苦しくなったといわれ、週刊新潮 1月1・8日号(新潮社)では「自分の生活が第一」といじられましたが、助成金4億円はのがしませんでした。かわりに党の名前を売って、協力者の名前を売るネーミングライツのような荒技に、豪腕のなごりを感じます。読みやすい名前を入れて、党名としては読みにくくなってしまいましたが、減税日本・反TPP・脱原発を実現する党のように、再編をしかけて結果的にすぐ消える読みなのでしょうか。

読みにくいで思い出しましたが、orangestarの雑記にきょう出た記事、C87参加、はてな村奇譚持っていきますによると、コミックマーケット87で頒布される「はてな村奇譚」は、写植を使ったものになるそうです。自身で、「写植って読みやすいね!!」とよろこんでいます。3か月前に出たはてな村奇譚31で唯一、活字をうって強力な効果を出した場面がうすれてしまいそうですが、全体が読みやすくなるのなら、よいことだと思います。ほしい人は、始発で行きましょう。