シリーズ第11弾です。
ワークブック74ページに、「フリードマン(Freidman, M.)とローゼンマン(Rosenman, R. H.)が提唱したタイプA行動パターンは、冠状動脈性心疾患と関連があると報告されている。」とあります。ストレスに関する節の中に、これだけを書かれても、予備知識のない人にはなぜストレスの話題で出てくる内容なのかが、やや見えにくいように思います。
しかも、名前のつづりに、誤りがあります。フリードマンは、正しくは"Friedman"です。なお、これは、日本人らしいまちがい方というわけではなく、英語圏でも見かけるスペルミスのようです。1年ほど前に出たThe family counselor(J.H. Blass著、iUniverse)でも、たしか中ほどにあったと思いますし、少し探してみて気づいたところでは、たとえばペンシルバニア大学の学生新聞、The Daily Collegianの1979年9月28日付の紙面に、とても小さな字で出ている"Dr. Meyer Freidman"は、おそらくこのフリードマンなのだろうと思います。