きょう、トピックニュースに、「TVタックル」のデマニュース特集で、カンニング竹山と相方にまつわる美談を完全否定という記事が出ました。
「19日放送の「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)で、カンニング竹山と相方の美談エピソードはウソだったことが判明した。」と書き出されます。テレビ初公開なのかもしれませんが、なにを今さらと思ってしまいました。1年8か月前に、竹山自身によるツイート、②一度気持ち悪いのでここでおじさんの立場からハッキリ言わせていただきます。で明かされています。リツイート数もこれだけありますし、その日のうちにJ-CASTの記事、カンニング竹山「全くのデマ」 相方にギャラ送る「美談」否定に、日付が変わってからナリナリドットコムの記事、カンニング竹山“美談”はデマ、ネットで拡散「迷惑、やめて下さい」。になりました。J-CASTのほうは、後々にも参照されることを意識したのか、「5月19日(2013年)に「全くのデマ」だとツイッター上で否定」と、年月日がわかるように書かれています。それでも、この手の美談には、信じる気持ち、信じたい気持ちが根強いですので、根気強く否定し続けることには、意味があります。
「番組は「(竹山)本人は完全に否定!デマだった!」と真相を暴露」とします。一般には、本人が口を開くのが、真偽の強い証拠になりますし、少なくともこの「美談」の件は、これでよいと思います。では、nikkansports.comにきょう出た記事、カンニング竹山、高額自腹ヤラセ疑惑否定はどうでしょうか。同じ竹山で、すでにほかのタレントもしてきた主張ですが、これを根拠に、本人が否定するのだからやらせではないのだという結論でよいでしょうか。あるいは、MANTANWEBにきょう出た記事、松坂桃李 : 綾瀬はるかとは「友達」 双方が交際否定はどうでしょうか。「女優の綾瀬はるかさんが「(松坂さんとは)友達」と否定したことについて、記者から再度確認された松坂さんは「友達です」と同様のコメント」、「双方が交際を否定した形」、以上で事実確定でよいでしょうか。もちろん、「友達」のとり方もいろいろでしょうし、松坂の父は大学の教授、東北福祉大で心理学を専攻というおかしな情報にくらべれば、確度が高いはずです。
このMANTANWEBの記事で、そこよりも私が気になったのは、「劇中で謎の指揮者を演じている西田さんは、弦楽四重奏を率いてベートーベンの「運命」の印象的な出だしの指揮を披露。」したことです。1楽章の弦楽四重奏版はいくつか出まわっていますが、今回はどこのものでしょうか、それとも映画オリジナルでしょうか。意外に編曲しにくいつくりのようにも思いますが、だからこそ、アレンジにチャレンジしたくなる面もありそうです。グレン・グールド・エディション<5>のようなピアノ独奏、オルガン、吹奏楽はもちろん、弦楽四重奏ではない「弦楽」四重奏として、ギター四重奏または合奏のための 交響曲第5番「運命」第1楽章(ホマドリーム)もあります。さらに、アカペラで、原曲の思想からはるかにはなれた歌詞をのせた交響曲第5番「朝ごはん」(上海太郎舞踏公司B)は、肩のこらないコミカルな小品なのに、気合いの入ったこり方で楽しめます。EMDR特集番組の記事で触れた、相場ひろのことばを思い出しました。