生駒 忍

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紅白のイセエビと岩に接着された仏像の頭

きょう、伊勢新聞のウェブサイトに、「紅白」のイセエビ 鳥羽水族館で展示 白いナマコもという記事が出ました。

イセエビのほうは、「体の腹節と呼ばれる部分の中央から右半分が白色になっている。」、これはめずらしいです。左右色ちがいの顔の絵をかく心理の記事で取りあげたように、生き物の左右の色が分かれることは、さまざまな種で、まれに起こることです。ですが、そのうち腹節だけというパターンは、さらにめずらしいと思います。正月を前に、その前には紅白歌合戦もありますが、縁起がよいととりたいところです。左右ぴったり分かれるかたちには、本来はないことなのに、正しさを感じます。そういえば、子どもの発達とテレビ(村野井均著、かもがわ出版)は、戦隊ものの悪役は「左右アンバランスな姿」だと指摘していました。

アンバランスで思い出したのが、奈良新聞のウェブサイトにきょう出た記事、仏頭岩 住民も困惑 - 明日香村稲渕です。「川原の石」という表現もありますが、「川原にあるこけむした大きな岩の頂点に、石仏の頭部がコンクリートで接着されている。」、このおかしなバランスに、頭をひねってしまいます。見たところ、観音菩薩像のような頭ですが、観音経に「十方諸国土 無刹不現身」とはあっても、こんなところに現れては、誰もがおどろくはずです。