生駒 忍

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おもいやリスと連装砲ちゃん無許可グッズ事件

きょう、毎日新聞のウェブサイトに、タウンたうん:「おもいやリス」福祉をPR−−みやき /佐賀という記事が出ました。

Googleのサジェスト検索では、「みやき町」と入れると「みやき町 ランチ」の次にもう「みやき町社会福祉協議会」が出てきて、何らかの町の特性を反映していると考えるべきところでしょうか。その社協のイメージキャラクターの、「採用作品制作者の表彰式」の記事です。ですが、採用にいたらなかった寺田輝雄、下川嘉子の両名も、この式で表彰を受けたような気もします。名前の挙がった受賞者3名に、旧三根町地域からは誰も入りませんでしたが、1わくずつをふるような配慮をしなくても、合併後もう問題なくうち解けた地域なのでしょう。

採用となった「おもいやリス」は、社協のウェブサイトで見た人もいると思います。あのサイトは、ゆるキャラ的なものに満ちていますが、「みやき町社会福祉協議会のイメージキャラクターが決まりました!」とあるリンクは、その「おもいやリス」と公式サイトのロゴとを合わせ、余白をたっぷりとったPDFにつながり、私は少しおどろいてしまいました。ネーミングは、ただいま受付中のいきいき茨城ゆめ国体マスコットキャラクター愛称募集で、プロフィールの1点目を見た瞬間に「イバラッキー」とつけたくなってしまった私から見ても安直に感じますが、おぼえやすいのはよいと思います。デザインは、本来の意味でのゆるキャラに立ちかえるようで、好感が持てます。以前に大洗観光の持ちなおしの記事で取りあげたアライッペのような、近年の「キモかわ」ねらいではなく、くまモンのようなプロの計算で人気が約束されたつくりでもありません。そういえば、コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし(タテノカズヒロ著、中央公論新社)は、人気の出ないゆるキャラに、よい数比を使うことを提案していました。

用途ですが、「最優秀作品はのぼり旗などに印刷され、協議会の町民への周知のために使われる。」とのことです。着ぐるみ化でさらにゆるさが高まるたのしみは期待できないようですが、横向きのこのポーズのみで使うのが、無難でしょう。3次元になると、ひこにゃんの「5年抗争」もありましたし、権利関係でもめ事が起こりやすくなって、興ざめのおそれも生じます。それで思い出したのですが、Togetterにきょう出た記事、【C86】コミケスタッフが無許可で連装砲ちゃんグッズ販売→炎上【艦これ】 #C86 #艦これの騒動は、青紙でおしまいになるのでしょうか。