生駒 忍

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足立区に伝わった鬼ハンドルと笑えるユーモア

きょう、exciteニュースに、自転車を改造する「鬼ハンドル」 北関東ではまだ流行している?という記事が出ました。

「改造チャリンコ(通称:改チャリ)」について、「Twitterには「栃木にもいる」、「茨城今だにこんなチャリ普通に走ってるからな」といった目撃情報があった。」とあります。後のほうの情報に、誤字だと思った人も、誤字だと思った人に反応したくなった人も、喚いて叫ばざればの記事、「未だに」って違くね?でのやり取りくらいのことは、想定しておきましょう。ちなみに、デジタル大辞泉は、「「今だに」と書くのは誤り。」とします。

「まったく見かけないと言われた東京だが、足立区など一部地域では「改チャリ」に乗っている人がいるらしい。」とあります。その後の、太字の後のほうは、参拾四番というアカウントのきょうのツイート、北関東の改造チャリ文化が東京では恥ずかしいってツイートあったけどのようです。しばしば、東京では世界中の料理が食べられると言う人がいて、でもあれはない、これもないと論破したくてしかたがない人を吸いよせるのでめんどうなのはともかくとしても、そんな東京にとって、北関東からの伝播など、朝飯前でしょう。しかも、足立区です。足立区の人気のなさの記事で取りあげたように、あのベストセラーの著者まで吸いあげた土地なのです。

「映画『イージライダー』に登場するハーレー・ダビッドソンのチョッパーみたいにグリップ部分を曲げたのが「カマハン」」とあります。「1980年代にかつて流行したことがあったようだ」という表現を使いつつ、さらに古い世代が主に食いつきそうな映画を連想させて、いい地雷だというユーモアなのでしょうか。そういえば、イージュー★ライダー(奥田民生)は、「軽く笑えるユーモアを うまくやり抜く賢さを」と歌いました。