きょう、ウーマンエキサイトに、昔の人は性格良かったの? 歴史上の人物を分析してみた結果という記事が出ました。誤解をまねきそうなタイトルですが、「昔はよかった」病(パオロ・マッツァリーノ著、新潮社)のような主張ではなく、「今回は戦国時代の姫たちから、魅力ある女性像を紹介」するというものです。
「戦国時代といえば、男性中心の戦時代というイメージですが、武将たちに関わる姫たちは、その陰で多くの活躍をしていたといわれています。」とします。「○○戦(の)時代」という表現は、よく見かけますが、「戦時代」とは、あまり言わないように思います。戦国時代から、国盗りにかけて、「国」をとったと考えるところでしょうか。
「私たちも情報に振り回されてしまわないための判断力や、周りの人に信頼されるようなリーダー性、そして周りの人たちと関わってくことができる協調性を磨いて、戦国時代の姫たちのように凛とした美しさを身につけたいもの。」、もっともなことです。もちろん、それができたら苦労しないといえばそれまでですが、「戦国時代の姫は、大切なものを守るために自然と強さを身につけていったのかもしれません。」という筆者の解釈は、「大切なもの」があれば「自然と」できるように強くなる可能性をみちびきます。
それで思い出したのが、Sakura Financial Newsにきょう出た記事、【続報】「強い」事務所を目指した二重橋法律事務所、3人の女性「喜び組」弁護士も解散危機?です。「大塚氏の弁護士資格いかんに問わず、事務所が空中分解しないとしたら、その危機管理力は相当なものだろう。「喜び組」の結束力が、注目される。」、皆さんはどうなると思いますでしょうか。「「喜び組」とのあだ名も」、「三人(女女女)で大塚氏を守り抜けば、これからも無敵では」などといったことは、断定をさけて書いた上に、後注であえて、「以上のコンテンツは、大塚和成氏が、門伝明子弁護士、伊藤菜々子弁護士、江口真理恵弁護士らと性的関係があったことを主張するするものではありません。」とします。弁護士相手では腰が引けてしまう見ぐるしいメディアだと思った人もいるかもしれませんが、同じくSakura Financial Newsにおととい出た記事、【速報】「乱倫な法律事務所」事件の渦中の大塚和成元弁護士、「子供のために、強姦とかレイプとかいう表現だけは削除してくれ」と本誌関係者に涙目に、「本誌に対して、「強姦とかレイプとかいう表現だけは、自分の子供の将来にとって良くないので、勘弁してほしい、削除してほしい」と泣きついているため、総合的に判断して、表現を一部変更」とありますし、性にかかわるお話は、あまり踏みこんだ書き方にしないのがよいものです。
それで思い出したのが、しらべぇにきょう出た記事、飛田新地の料亭はなぜ食べログに載らないのか大阪人に聞いてみたです。何も知らずに、よくわからない書き方だったとだけ思う人はさほど気になりませんが、鯛よし百番だけはと語りたくてしかたがない人が出てきたら、冷たい目を向けてしまいそうです。こういうおとなのことには、おとなしくするのがおとなかもしれません。文徒アーカイブスの記事、「現代の『悪所』、飛田新地を往く」完全版を公開します!のコメント欄の、閑散としていながら異様な空気をご覧ください。