生駒 忍

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本田翼を正直者と評する臨床心理士と名脇役

きょう、アサ芸プラスに、「恋仲」で“棒演技”の本田翼、今後も上達が見込めない致命的な理由とは!?という記事が出ました。テレビドラマわく減少の記事で取りあげた苦戦ドラマの、主演の話題です。

「別ジャンルの専門家からこんな声まで」として登場するのは、「女性臨床心理士」です。いったい誰なのか、ほとんど手がかりがありませんが、皆さんの身のまわりに、ひょっとしたらという人はいますでしょうか。本田を、「よく言えば正直者、悪く言えば嘘もつけないバカ者」と断じるこの人は、とても正直な人のような気もします。

「なぜわからないのかを考えることが苦手な人は、これから先もわからない。バラエティ番組などでの発言や行動を見る限り、彼女はこのタイプですから、今後も演技の上達は期待できないのではないでしょうか」、これがその臨床心理士の、結論です。TV station 関東版 2014年26号(ダイヤモンド社)で本田は、同じくモデル上がりの東出昌大について、「マジメ過ぎて、監督との話し合いが長い(笑)。」と述べていて、そういう態度で「このタイプ」だとすると、先が思いやられます。考えて、学んで、翼を得てほしいと思います。

それで思い出したのが、日刊ゲンダイのウェブサイトにきょう出た記事、12連敗の西武にOB苦言 「学習能力ない」「悔しさ見えない」です。野球解説者の山崎裕之が、「選手が何も考えてないんだから当然でしょう」「学習能力がないだけかもしれません」などと、低迷する古巣を批判しています。さらに、36年前の、「一軍に昇格してビックリ」、「外野手の立花義家(現ロッテ打撃コーチ)と内野手の大原徹也が負けたというのに、ロッカールームでゲラゲラ笑ってたんです。」という体験を紹介します。ひどい話だ、どん底をささえたファンへの背信だと思った人も、武井咲が干されない理由の記事で紹介した、武井のことばのような考えだろうと考えた人もいるでしょう。そして、すぐ忘れることと、陽気であることとは、よく結びつくものです。ファインディング・ニモ(A. スタントン・L. アンクリッチ監督)の名脇役、ドリーを思い出しました。ちなみに、CNN.co.jpに2年4か月前に出た記事、「ファインディング・ニモ」続編、15年公開へ ピクサーにある、ドリーがタイトルになった続編の公開は、来年に回りました。

ニモで思い出したのが、JTによる大人たばこ養成講座の「最新のお作法」である、「初級篇その一〇八 写真のお作法。」です。その15番目は、ウェブサイトのものでは3行になっていますが、電車の中づりのものでは、4行になっていて、「アクセサリー」の後で改行が入ります。私でしたら、「アクセサリーにも」で改行するところで、「にも」を次に回したねらいがよくわかりませんでした。紙の上では、4行目が短いのは三下り半のようで、お作法としてよくないと考えたのでしょうか。