生駒 忍

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学習院の伝統と表情をぼかしきれなかった画像

きょう、産経ニュースに、皇族方の「学習院離れ」が加速する理由 大学の魅力か、時代の流れかという記事が出ました。「学習院に在学されている皇族方は皇太子ご夫妻の長女、敬宮(としのみや)愛子さま(女子中等科1年)お一方となり、幕末に起源を持つ“皇族の学校”の伝統が風前のともしび」へといたった背景を取りあげたものです。

「三女の絢子さまもご関心がある福祉分野が学習院大になかったため、21年に城西国際大(千葉県東金市)に入り、現在は同大大学院に進まれている。」、ないものはしかたがありません。城西国際大は、平成になってから開学しましたが、それでも当初は福祉文化学科はなかったように、福祉が大学でこれだけあつかわれるようになったのは、近年のことです。学習院の常務理事が、「一貫した教育方針で、歴史と伝統を築いてきた。教育方針を今後も変えるつもりはない」と断言するくらいですし、「現在は法学部、文学部、経済学部、理学部の4学部で、眞子さまがICUに進まれた4年前も「選択肢の狭さ」がネックとされていた。」この大学には、おそらくこれからも、福祉では学部も学科もつくられないように思います。

皇室ジャーナリストの指摘、「学習院の利点とされてきた『皇族方を特別扱いしない』というメッセージすら、あえて言われるほど、逆に息苦しく思われるのではないか」は、どうでしょうか。また、そのメッセージについて、内実がどうかという点を問題にしたい人もいるでしょう。週刊文春 7月10日号(文藝春秋)が、中吊りで「愛子さま 衝撃のお言葉「先生大嫌い。私の言うこときかないから」」と書いた記事で、学習院初等科の関係者が、「初等科時代に“宮さまシフト”が出来上がったことにより、女子中等科にも同じ程度の対応を求めているように見える」、「学習院側は、『ここまでなら対応してもらえる』という間違ったお墨付きを皇太子ご夫妻に与えてしまった。」「マスコミには『特別扱いしない』などとコメントしておきながら、雅子さまのお付き添い登校や、山中湖への校外学習のご同行も、結局は許可」、これを「迎合」とまで言っています。なお、J-CASTの記事、愛子さま「先生大嫌い」文春記事に宮内庁抗議 「遅刻、欠席続く」など他の内容はどうなのかにあるように、宮内庁は「衝撃のお言葉」は事実無根としています。もちろん、役所がいうことをそのまま信じるなと言いたい人もいるでしょう。J-CASTにきょう出た記事、「在日特権あるか、記者が答えてない!」 朝日新聞のQ&A記事に疑問・批判相次ぐは、役所の回答なので事実だというような態度の問題を取りあげました。

さて、写真が、よい表情でとらえられているのですが、浪人予備校生Kという人のツイート、佳子さまがめちゃくちゃ可愛い!というツイートを見て早速ネットニュースで動画を見たんだけどほどではないとはいっても、うしろの松本零士が、つい気になってしまいます。絞りを開いてぼかしても、週刊文春 11月6日号(文藝春秋)の、球場での小泉麻耶の写真くらいにまでならなければ、顔は注意を引くものです。2年半ほど前にmodelpressに出た記事、篠田麻里子、決意のスピーチ「後輩に席を譲れと言う方もいる」の、よい表情を出す篠田を引きたてるかのように、うしろの後輩がそれぞれにコントラストをつけているのを、あれだけぼかしてもなおぼかしきれなかった画像を思い出しました。