生駒 忍

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通勤電車での恋と「ひるまえ川柳」での色対比

きょう、Glittyに、通勤電車の恋は必然だった!? 相手の心を引きつけるアメと「ムシ」のモテ法則という記事が出ました。

「通勤電車の恋がはじまる理由」を、「これはいつも見かけている人なのにときどき姿が見えない日があることで、「今日はどうしたんだろう?」「あの人の顔を見たかったな...」と気になってだんだん好きになってしまう、という心の作用が働いているから」だとします。そして、「通勤電車のトキメキは、心理学の用語で「間欠強化」というものにあてはまります。」としますが、あてはまらないと思います。通勤時に、気になる人がいたりいなかったりするうちに、電車に乗ることがやめられなくなってしまうのであれば、そこは部分強化、間欠強化だといえますが、強化子自体が強化を受けるのではありません。

むしろ、部分強化は、全強化よりも学習効率は悪いです。部分強化の強みは、学習されると、その後に強化子が得られない状態が続いても、なかなか消去されないところにあります。ギャンブルで、あたる快感のとりこになって、負けつづけても抜けられなくなり、あちこちからの借金、会社のお金の横領、保護費とつぎ込み続ける人生にはまるのは、これです。勝つように、負けないようにねらうことが後まわしになって、つぎ込むこと自体にはまる危険もあります。月刊FX攻略.com 2013年12月号(シンセイ)で、為替鬼という人が、「自分で決めた売買ルールを守れず、チャンスを待てずに、エントリーしてしまう、いわゆる「ポジポジ病」」として紹介したものがそうです。

「このアメとムシ法則を使えば、好きな人とのハートもゲットできそう。」とあります。あとのほうの「と」はよけいで、つい、混迷している大阪都構想を連想してしまいました。「好きな人や彼から気になる存在になれるかも」ともありますし、この筆者に「女子」ということばを使ってよいどうかはともかくとしても、助詞の使い方が気になる文章です。

気で思い出したのが、きょうのお昼はじょんのび くらし情報便の「ひるまえ川柳」です。あの句に対して、赤と青との対比が評価されていましたが、私は「気」まで含めて、赤・青・黄の3色の組みあわせではないかと思い、気になりました。皆さんは、どのようにとりましたでしょうか。