きょう、タウンニュース南区版に、六ツ川NPO 「子どもホスピス」建設へ 準備委員会を発足という記事が出ました。
「ホスピス建設には約3億円の資金が必要で、実現に向けた具体的な取り組みは停滞」というところに、1億円の寄付が入って、準備委員会が立ちあがるところまで進んだようです。この記事を見て寄付を決める人が出ることも期待できますし、「音楽家よるチャリティーコンサートなどのイベント」も開くそうですが、予定どおりにいきますでしょうか。その予定ですが、冒頭のほうでは「今後、同委員会はホスピス実現に向けた広報活動などを進め、県内で2020年ごろまでの建設を目指す。」とする一方で、後ろには「5年後をめどに県内の建設を目指す方針」とあります。面白いほどわかる! 他人の心理大事典(おもしろ心理学会編、青春出版社)は、結論は最初と最後とにおくのがよいとしますが、前後でずれがあるのです。委員会とNPO代表理事とで、認識のずれがあるということですと、今後がやや心配なところがあります。
ずれで思い出したのが、奈良新聞のウェブサイトにきょう出た記事、限定運用の問題指摘 - 市民団体が集会/精神障害者医療費助成です。県の方針と市の運用方針とがずれて、市のほうに批判的な集会が開かれたそうです。また、私としては、写真の光景も気になりました。たくさんの「実現」と「願い」とが提示されて、見たところ半々ではなく、実現のほうがやや多いようです。たくさんのねがいで少しだけ実現ではなく、少しのねがいからでも多くを実現というねがいをこめたのでしょうか。