生駒 忍

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「おとなの1ページ心理学」終巻と復活可能性

きょう、コミックナタリーに、「おとなの1ページ心理学」6巻で複製原画展、特典配布もという記事が出ました。きょう発売になったおとなの1ページ心理学 6(ゆうきゆう原作、少年画報社)と、その発売関連イベントの紹介です。

「複製原画」ということばは、意味はもちろんわかるのですが、矛盾が感じられて、私は気になってしまいます。「複製」と「原画」とは、本質的に別ものですので、以前に「平野新聞」終刊の記事で触れた「年末ジャンボミニ7000万」のような量的なゆれよりも、落ちつかない印象があります。ですが、CROOZ blogにきょう出た記事、川端かなこ「入院も進められた」、悲痛な想いを赤裸々告白にある、「完全によくわからん病気になって、病院の通院を強いられてます」につながる「現在巷で噂になったある問題」で、現在と過去とのちがいは量的か質的か、少しまよってしまいました。

すでにアワーズGHでの連載は終了しましたので、このコミックでおしまいということになります。「原作者のゆうきは6巻のあとがきで「今もマヤ・ユウ・リオ・アスカ、それに真実先生のネタが次々と浮かんでおりますので、おそらくまた別の舞台や世界などで、みなさまにお会いできるかな、と思います」と語った。」とあり、それでも前向きなようすです。ですが、同じコンビの作品、心理研究家ゆうきゆうのスーパーリアルRPG マンガで分かる理想と現実の115の違い(マガジンランド)は、87章で死ぬときのせりふが前向きなものに入れかわることを、88章で死んだらもう復活しないことを、「これが、現実。」としました。