生駒 忍

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日本人が若く見られる理由と能年玲奈のひざ

きょう、zakzakに、【カラダの不思議】海外で日本人が若く見られる理由 顔の形、皮膚、ファッション…という記事が出ました。

きょうは、ミュージアムパーク茨城県自然博物館の、第60回企画展の開催に先だつ内覧会に行って、すぐそばで見かけた山口武平の、92歳とは思えないかくしゃくとした姿におどろいてきたところです。見た目でわかる外見心理学(齊藤勇著、ナツメ社)という本もある一方で、見た目で人間のすべてがわかるはずはなく、年齢だけ考えても、はっきりはわからないものです。そして、今回の記事では、年齢評価における文化や人種の要因が話題になります。

日本人が若く見られがちなのは、日本でも、あるいは日本では海外以上にかもしれませんが、有名です。かもめ食堂(荻上直子監督)には、小林聡美演じる主人公が、フィンランドの女性たちに子どもあつかいで悪く言われる場面があります。この記事では、顔の輪郭、しわ、ファッションから、理由を解きあかします。ですが、これについては、ほかにもいろいろな説明があります。2年前にマダムリリーに出た記事、なぜ日本人は海外で若く見られてしまうのか? 6つの理由には、「顔のホリが浅い」から「子どもっぽい物への抵抗感がない」までがならび、顔の輪郭のお話は、その中には見あたりません。また、それに3か月遅れて中国網日本語版に出た記事、日本人が「童顔で年をとらない」ように見える6つの理由は、1番目が「顔のアウトラインは比較的はっきりしていない」ですが、残りはマダムリリーの記事と、順序までほぼ対応した内容です。

外見については、日本人だけでなく、人類学でいう新モンゴロイドは一般に、若く見えやすいようです。そういえば、ロケットニュース24の記事、女子小学生かと思った!! 犯罪レベルに幼い35歳がネット界に激震を与えるは、今月に入って種あかしがあるまでかなり信じられていて、画像修正や整形だと決めつける人はいても、実年齢を見ぬく人はほとんどいなかったのでした。なお、この記事のコメントには、有名なステマコメントがありますので、笑ってあげてください。知らない方は、めしおブログの人気記事、「つぶちょきんFC2」「だれてん」「やほなま」「だれたく」とは何なのか?を、「真意をしっかりと読み取って」読むことをおすすめします。

一方で、欧米から見た東洋人は、むしろ反対に見えることもある、たとえば鳩のなかの猫(A. クリスティー作、早川書房)で、東洋の少女はませて見えると言われる場面があると指摘する人もいるかもしれません。和訳版ではかぎかっこの欠落があったところの近くにありますが、「ラマット国」の設定からみて、西洋か東洋かというレベルでは東洋ですが、新モンゴロイドでも旧モンゴロイドでもなさそうです。

あの場面では、ひざに注目が向かいます。シャイスタのひざを見たか、ひざに年齢があらわれると話題になります。皆さんは、ひざを特に意識することはありますでしょうか。FRIDAY 3月21日号(講談社)では、広海・深海が能年玲奈のひざを評価し、手いれの話題で盛りあがっていました。もちろん、ひざは顔とは異なり、出さなくてかまわないところですので、不利な年齢になったらかくすだけのことかもしれません。ですが、Menjoy!にきょう出た記事、やっちゃってた!? 男性にとって「18歳以上のニーハイはNG」と判明の調査データでは、ひざがかくれるニーハイの上限は、1位が「18歳まで」、2位が「15歳まで」でした。