きょう、デイリースポーツオンラインに、すみれ告白「文化の子」といじめられたという記事が出ました。石田純一・すみれ父子のバラエティ番組出演時の告白を取りあげています。
実際の発言を曲解した「不倫は文化」を広められて、石田本人だけでなく、幼い子どもにまで報道被害が及んだことが明かされています。小学校受験の面接で、不倫に関する質問をあびるというのは、想像しがたい光景です。入学させたくないというメッセージのつもりだったのでしょうか。そして、別の小学校へ入るとさっそく、いじめにあいます。親について、売春や不倫をしているといった、悪意ある性的な情報が流されることのおそろしさは、山脇由貴子が教室の悪魔(ポプラ社)やモンスターペアレントの正体(中央法規出版)に書いていますが、こちらの場合は、不倫自体は事実であって、それを堂々と開きなおったかのような歪曲が加わっているのが特殊です。そういえば、週刊朝日 12月27日号(朝日新聞出版)は、猪瀬都知事が開きなおって都知事のいすに居すわる決意を固めたように報じましたが、違いました。ほかに、サンデー毎日 12月29日号(毎日新聞社)では、牧太郎が自殺を心配し、一方でおととい付のスポーツ報知は、あくびも出て余裕が出てきたと指摘するなど、さまざまな推測が飛びかいましたが、結果はご存じのとおりです。