きょう、マイナビウーマンに、街コンで見かけたら、要注意!冗談を連発している人の心理「コントロールが上手くできていない」という記事が出ました。冗談を言う人の心理を取りあげています。
内容は、冗談一般のことをあつかっているようで、特に街コンに特化したものではありません。街コンのお話から導入して、最後も街コンに結びつけていますが、単に異性と出会う場というくらいならかまわないのですが、その中で街コン特有のところを論じている印象は受けませんでした。ライターには、街コン関連の心理のようなものが発注されていたのでしょうか。
心理学ライターとしておなじみになった内藤誼人がするほどではなくても、多少は実証的根拠を示しながら書いてもよかったのではないかと思います。私は、ブラックジョークを言うほうなので、それを「真面目な性格の自分への苛立ちを、冗談で解消しようとしている意識の表れなのです。」というところが気になりました。自分では、そこまでまじめだとも、もちろんそこにいらだってもいないと思っているのですが、実証データが積まれているのであれば、個人的に関心があります。そういえば、最後の息子(吉田修一作、文藝春秋)には、「でも世の中には、純粋な冗談などありはしないのだ。」とあります。