生駒 忍

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富山新聞販売店が高齢者らの見まもりに協力

きょう、北國新聞のウェブサイトに、地域で高齢者見守る 高岡市が富山新聞販売店と協定締結という記事が出ました。新聞が高齢者のためのものになりつつある中で、万が一にそなえる販売側からのかかわりができるというニュースです。

記事タイトル以外では、「高齢者ら」「お年寄りら」という表現で通していますので、高齢者だけのためのものではありません。うがった見方をするなら、どんな過疎地でも同じ値段で配達する再販制度を守ったり、社会福祉的な存在意義を持たせて軽減税率の特権をねらったりというねらいにつながるところもあるかもしれませんが、毎日地域を回る民間資源の活用として、有用であることはたしかです。

記事には、まったく不要な半角スペースが、一定間隔で入っているように見えます。「ネットワークの 構築」「見守り、 孤立を防ぐ」「市内八つの販売 店」といったぐあいです。ですが、いくつあるかを数えようと思って、Ctrl+Fから検索すると、まったく引っかかりません。半角スペースに見える特殊な文字コードの何かではと考え、本文をエディタにコピペしてみると、ふつうの半角スペースになっています。答えは、ソースにあります。

「昨年9月に滑川市で家族3人の孤独死を受け、市が一人暮らしの高齢者らの見守り体制 を強化する。」とあるのは、悪い文です。ここはたとえば、「滑川市で起きた家族3人の孤独死」というように、「起きた」を入れて関係をつなぐとよいでしょう。そういえば、サギ師バスターズ(宗田理作、PHP研究所)の第6話では、邦子が「二人とも、いつ別れてもいいくらい最悪です。原因は、沖田にあります」と言っています。