EMDR関連文献リスト

  • EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing: 眼球運動による脱感作/再処理療法)に関する文献のうち、日本国内において2003年以降に公刊されたものを年代順に記載してあります。
  • 2002年以前の文献については、日本EMDR学会(旧:EMDR Network Japan)のWEBサイト http://www.emdr.jp/ の「EMDRに関する日本における論文・著書・学会報告(年代順)」をご参照下さい。
  • ここに収録されていない文献をご存じの方は、生駒までご教示いただけますと大変ありがたいです。


阿津川令子 (2003). 新しい心理療法 ―EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)― 追手門学院大学心理学論集, 11, 27-34.
藤本昌樹 (2003). EMDR・TFT 杉原一昭(監修) 渡邉映子・勝倉孝治(編) はじめて学ぶ人の臨床心理学 中央法規 Pp. 103-106.
稲永和豊 (2003). EMDRトレーニングに参加して 筑水会神経情報研究所年報, 22, 81-82.
芳賀彰子・久保千春 (2003). 解決志向アプローチ(SFA)とEMDRが有効であったチック症を伴う学校不適応の1例 心身医学, 43, 297.
原一広 (2003). EMDRの技法を心理アセスメントに活用する試みについて 犯罪心理学研究, 41特別号, 138-139.
兼久満 (2003). EMDRを用いたアルコール依存症者への援助 日本応用心理学会大会発表論文集, 70, 142.
熊野宏昭 (2003). EMDR症例集 崎尾英子編 精神療法, 29, 618-619.
松田俊・志和資朗・佐々木実 (2003). 光を用いたEMDRによる外傷刺激の認知の変容 日本心理学会第67回大会発表論文集, 236.
森田桂・市井雅哉 (2003). 認知指標によるEMDRの効果の検討 ―PTSDと注意の関連を含めて― 日本行動療法学会第29回大会発表論文集, 188-189.
岡田太陽 (2003). 両側性の刺激が状態不安に与える効果 早稲田心理学年報, 35, 43-44.
崎尾英子(編) (2003). EMDR症例集 星和書店
清水裕文 (2003). PTSDの治療法に共通するメカニズムは何か?:スペイツ氏の論文の要約 行動分析学研究, 18, 77-82.
志和資朗・松田俊・佐々木実 (2003). 音を用いたEMDRによる外傷刺激の認知の変容 日本心理学会第67回大会発表論文集, 237.
Spates, C. R., & Koch, E. I. (2003). From eye movement desensitization and reprocessing to exposure therapy: A review of the evidence for shared mechanisms. 行動分析学研究, 18, 62-76.
勅使川原英 (2003). リラクセーションに及ぼす眼球運動の効果について 早稲田心理学年報, 35, 179-182.
遊佐安一郎 (2003). 認知療法,弁証法的行動療法,EMDRの比較検討 ―最近の精神療法理論と実践での統合への志向性― 精神療法, 29, 41-47.
細谷紀江 (2004). 悪夢障害 −EMDR法− 内山喜久雄・上田雅夫(編) [現代のエスプリ]別冊 <ケーススタディ>認知行動カウンセリング 至文堂 Pp. 243-248.
今川茂雄 (2004a). 広場恐怖を伴うパニック障害/外傷後ストレス障害(PTSD)/特定の恐怖症(状況型)(不安・飛行機恐怖) ―自律訓練法/EMDR法/系統的脱感作法― 内山喜久雄・上田雅夫(編) [現代のエスプリ]別冊 <ケーススタディ>認知行動カウンセリング 至文堂 Pp. 146-151.
今川茂雄 (2004b). 社会恐怖・気分変調性障害(出社拒否) ―自律訓練法/EMDR法― 内山喜久雄・上田雅夫(編) [現代のエスプリ]別冊 <ケーススタディ>認知行動カウンセリング 至文堂 Pp. 180-185.
市井雅哉 (2004a). EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法) 内山喜久雄・坂野雄二(編) [現代のエスプリ]別冊 エビデンス・ベースト・カウンセリング 至文堂 Pp. 177-187.
市井雅哉 (2004b). EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法) 目から脳へ伝わるダイナミックな記憶の処理 心理学ワールド, 25, 28-29.
市井雅哉 (2004c). 不安障害/気分変調性障害(胃の不快感・世紀末思想) ―EMDR法/認知行動療法/薬物療法― 内山喜久雄・上田雅夫(編) [現代のエスプリ]別冊 <ケーススタディ>認知行動カウンセリング 至文堂 Pp. 174-179.
市井雅哉 (2004d). 外傷後ストレス障害(PTSD)(悪夢・職場回避) ―EMDR法― 内山喜久雄・上田雅夫(編) [現代のエスプリ]別冊 <ケーススタディ>認知行動カウンセリング 至文堂 Pp. 212-220.
梶間幹男 (2004). EMDRの技法「資源の開発と植え付け(RDI)」を活用する試み 犯罪心理学研究, 42特別号, 92-93.
松本清子 (2004). EMDR-Network Japan東京勉強会に参加して 駒澤大学心理臨床研究, 3, 62-64.
大河原美以 (2004). EMDR ―記憶の中のトラウマを脳が再処理することを促す技法 児童心理, 2004年8月号臨時増刊, 167-156.
岡田真理子 (2004). 両側性の刺激がテスト不安と自己効力感に及ぼす効果 早稲田心理学年報, 36, 57-58.
シャピロ F. 市井雅哉(監訳) (2004). EMDR ―外傷記憶を処理する心理療法 二瓶社
志和資朗・松田俊・佐々木実・小川栄一・佐々木高伸 (2004). DVによるPTSD患者に対するBF法とEMDR バイオフィードバック研究, 30, 49.
志和資朗・佐々木実・松田俊 (2004). EMDR実施から1ヶ月後の外傷刺激に対する認知の変容 日本心理学会第68回大会発表論文集, 316.
荒引裕子 (2005). 両側性刺激が、気分情動に与える効果 早稲田心理学年報, 37, 7-8.
本多正道 (2005). EMDRと催眠 臨床催眠学, 6, 27-31.
市井雅哉 (2005a). EMDR 岡堂哲雄(監修) 大熊保彦・土沼雅子・橋本泰子・長谷川啓三・森田美弥子(編) [現代のエスプリ]別冊 臨床心理学入門事典 至文堂 P. 207.
市井雅哉 (2005b). EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)によるPTSDの治療 ―未解決記憶の解決― 心療内科, 9, 35-42.
市井雅哉 (2005c). 催眠療法の適用と限界 EMDRによる外傷記憶の取り扱い 隔絶した自我状態をどうつなぐか 催眠と科学, 20, 16-22.
近藤千加子 (2005). EMDRとイメージ中心の認知行動療法が心的外傷記憶の怒りの処理に奏功した事例 カウンセリング研究, 38, 353-360.
大澤智子 (2005). EMDR 外傷記憶を処理する心理療法 フランシーヌ・シャピロ著 市井雅哉監訳 精神療法, 31, 118-119.
大渓俊幸 (2005). EMDRによるPTSDの治療 精神科, 6, 222-227.
大塚明子 (2005). 児童期の外傷的記憶に起因する不安障害患者に対するEMDRの適用 日本カウンセリング学会第38回大会発表論文集, 108.
白河美也子・瀧澤紫織・清水梓・山崎知克・五條智久・内山敏 (2005). バタフライ・ハグ(EMDRの変法) ―DVや虐待による心的外傷の影響が全体に及んでいる家族症例への適用― 第46回日本児童青年精神医学会総会抄録集, 174.
志和資朗・松田俊・佐々木実 (2005). EMDRは不快な記憶を脱感作できるのか? ―ERPによる実証的研究― 行動療法研究, 30, 75-86.
吉田卓史・秋篠雄哉・柴田敬祐・岡一太郎・福居顯二 (2005). EMDRによってスムーズに曝露反応妨害法に導入できたOCDの1例 精神科, 6, 285-288.
青木正 (2006). シングル・システム・デザインによる効果測定 PTSD(外傷後ストレス障害)によるアルコール依存高齢者に対するEMDR(眼球運動と脱感作用による再処理法)の介入 精神保健福祉, 37, 276.
有村達之・野崎剛弘・久保千春 (2006). 犯罪被害者のPTSDにEMDRが著効した1例 心身医学, 46, 336.
平岡篤武 (2006). 加害的性逸脱行動を行った男児(被害者)にEMDRを導入した心理ケア 子どもの虐待とネグレクト, 8, 29-38.
Ichii, M. (2006). EMDR: Relief from trauma. 2006 International Congress of Psychotherapy in Japan and The Third International Conference of the Asian Federation for Psychotherapy: Program & Abstracts, 15.
市井雅哉 (2006a). EMDR/適応的な情報処理モデル/自我状態間の結合 臨床心理学, 6, 554-556.
市井雅哉 (2006b). 外傷後ストレス障害(PTSD) 坂野雄二・丹野義彦・杉浦義典(編) 不安障害の臨床心理学 東京大学出版会 Pp. 75-101.
市井雅哉 (2006c). EMDR 坂野雄二・丹野義彦・杉浦義典(編) 不安障害の臨床心理学 東京大学出版会 Pp. 102-104.
伊東ゆたか (2006). 子供のトラウマ その特徴と新しい治療的試み(EMDR) こころの科学, 129, 77-82.
小川栄一・橋元佑美・和田健・日域広昭・波田紫・佐々木高伸・志和資朗 (2006). EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)の実施が心理生理反応に及ぼす影響 心身医学, 46, 836-837.
岡田太陽・越川房子・市井雅哉 (2006). 両側性の刺激が状態不安に与える効果 発達心理臨床研究(兵庫教育大学), 12, 73-79.
シャピロ F.・フォレスト M. S. 市井雅哉(監訳) (2006). トラウマからの解放:EMDR 二瓶社
新井康祥・木村宏之 (2007). 痛みのflashbackにEMDRを利用した症例 心身医学, 47, 57-58.
松本清子 (2007). EMDRによる命日反応からの回復 駒澤大学心理臨床研究, 6, 19-28.
小川栄一・和田健・日域広昭・武井史朗・矢野智宣・橋元佑美・佐々木高伸・志和資朗 (2007). EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)の実施が心理生理反応に及ぼす影響 心身医学, 47, 1054.
小野寺るみ子 (2007). トラウマからの回復 ―EMDRを適用しての試み― 札幌国際大学大学院心理学研究科2006年度修士論文抄録集, 1-4.
市井雅哉 (2008). 日本EMDR学会 家族療法研究, 25, 202.
市井雅哉(編) (2008). EMDR…トラウマ治療の新常識 こころのりんしょうa・la・carte, 27(2).
小川栄一・青山慎史・東山正靖・谷好充・志和資朗・佐々木高伸 (2008). EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)法の主観的安心感に及ぼす効果と脳波変化 バイオフィードバック研究, 35, 72.
首藤祐介・坂井誠 (2008). ネガティブ体験のイメージ想起に伴う不安に眼球運動が与える影響 中京大学心理学研究科・心理学部紀要, 7(2), 11-19.
吉川久史・市井雅哉 (2008). 児童養護施設に入所中の児童に対するRDIの効果 発達心理臨床研究(兵庫教育大学), 14, 57-65.
飯森洋史 (2009). EMDRにより短期間で軽快した広場恐怖を伴なうパニック障害の一例 心身医学, 49, 580.
山口力 (2009). 心療内科領域でのトラウマ臨床としてのEMDRの有用性 心身医学, 49, 580.
ラベット, J. 市井雅哉(監訳) 伊東ゆたか(訳) (2010). スモール・ワンダー EMDRによる子どものトラウマ治療 二瓶社
土持さやか (2010). 非行少年に対する更正プログラムの研究 ―傷つき体験への心理的ケア・EMDR活用の可能性― 人間科学研究(早稲田大学), 23(1, 補遺), 95.
上田英一郎・加藤則人・岸本三郎 (2010). アトピー性皮膚炎患者に対するEMDRを用いたストレスケア(習慣性掻破のコントロール) 心身医学, 50, 412.
天野玉記・精山明敏・十一元三 (2010). 左右の交互刺激を用いた幻肢痛治療法により慢性痛が改善した一例 日本ペインクリニック学会誌, 17, 29-33.
天野玉記・豊田正博・精山明敏・十一元三 (2011). 外傷後ストレス障害による慢性痛に対する眼球運動による脱感作および再処理法の治療過程でみられた脳血流変化 日本ペインクリニック学会誌, 18, 55-57.
仁木啓介・岩渕龍太・宮里哲也・林俊文・寺岡和廣・橋本恵子・上手幸治・秋月愛・妹尾靖晃・家入裕美子 (2011). PTSDに併発した恐怖症治療 ―EMDRで軽快した3例― 九州神経精神医学, 57, 50.
福島裕人 (2011). トラウマ記憶の統合過程に関する一考察 ―EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)3セッションにて軽快した事例より― こころの健康, 84-97.
市井雅哉 (2011). EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)によるトラウマ治療の可能性 心身医学, 51, 504.
五十嵐郁代 (2011). EMDRや臨床動作法とブレインジムは同じような技法でしょうか? こころのりんしょうa・la・carte, 30(4), 420.
山口力・濱野浩一・水川由佳・神谷真子・山本真紀子・泉順子・伊吹恵里・前川正人 (2011). 臨床で出くわす対象喪失への対処について ―EMDR手法の経験から― 心身医学, 51, 274.
浅井継悟・小林智・野口修司 (2012). T-RACO・TFT・EMDRを活用した支援 日本ブリーフセラピー協会(編) Interactional Mind X Pp. 62-67.
ポールセン, S. 荒井陽子・岡田太陽(監修) 黒川由美(訳) (2012). 図解臨床ガイド トラウマと解離症状の治療 EMDRを活用した新しい自我状態療法 東京書籍
青木正 (2013). 被災者に対して試みた心理療法の効果測定 ―EMDRと家族療法による統合的アプローチの一事例― 日米高齢者保健福祉学会誌, 5, 155-163.
日本EMDR学会(編) (2014). EMDRによる解離性障害・複雑性PTSDの治療 キャロル・フォーガッシュ講義録 二瓶社
吉川 久史・杉山 登志郎・丸山 洋子 (2016). 解離性障害を持つ児童への自我状態療法と EMDR の併用の効果判定 研究助成論文集(明治安田こころの健康財団), 50, 27-36.
クロイトル, T. 市井雅哉(訳) (2015). EMDR革命 脳を刺激しトラウマを癒やす奇跡の心理療法 星和書店
市井雅哉 (2015). 図説 臨床心理学特別講義 認知行動療法、EMDRでストレスとトラウマに対処する 岩崎学術出版社
海野千畝子(編) (2015). 子ども虐待への心理臨床 病的解離・愛着・EMDR・動物介在療法まで 誠信書房
シャピロ, R.(編) 市井雅哉・吉川久史・大塚美菜子(監訳) (2016). EMDRがもたらす治癒 適用の広がりと工夫 二瓶社



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