生駒 忍

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うどん店の玉ぬきとお好み焼き東京発祥説

きょう、ロケットニュース24に、肉うどんのうどん玉抜き! 「肉吸い」発祥の店『千とせ』に行ってきた / 多くの芸人さんに愛される店という記事が出ました。

冒頭の写真が、プロが撮ったいかにもな料理写真ではないところが、庶民の味らしさを出しています。ですが、ぼけぐあいが気になる人もいるでしょう。大阪らしくぼけということで、つっこみ待ちなのでしょうか。本文の冒頭は、「大阪名物と言えば、「お好み焼き」や「たこ焼き」「串カツ」あたりが有名だ。」と書き出した上で、今回取りあげる肉吸いを、やや対比的に、「紛れもなく大阪発祥であり、ある意味で何よりも大阪らしいグルメ」と推します。これは、【大阪人失神】お好み焼きの発祥は東京という説が有力を意識したのかもしれません。お好み焼きの話をすると、むしろ中国地方の方言を通そうと押してくる人が出てくるのもめんどうですが、能ある鷹のような東京の余裕も、おそろしいところかもしれません。そういえば、ガジェット通信にきょう出た記事、新宿の地下街を歩くときは気を付けて “PSYCHO-PASS(サイコパス)”が濁ってるとドミネーターで強制執行されるぞ!には、「なんという凶悪なエリアストレス……。東京こわい。」とありました。ちなみに、私も初日のきょう、その前を通りはしましたが、混みあっていたこともあり、素通りしました。

さて、とても興味をそそるお店なのですが、ネックは営業時間です。「14時30分までで、売り切れ次第終了だ。」そうです。ちなみに、こういう場合の書き方、ならべ方は、意外に注意を要するところかもしれません。るるぶFREE ロマンスカー箱根・小田原Vol.39に、すすきの穂カフェについて、「プレーンほか5種類のワッフルは、売切れ次第17時閉店ですので、お早めに!」とあり、違和感があったことを思い出しました。

さらに、定休日があり、火曜日はお休みとのことです。いまは変わってきましたが、火曜定休の理容業でくらす人は、勝手がきく日に利用できず、がっかりしたかもしれません。そういえば、異世界で『黒の癒し手』って呼ばれています 4(ふじま美耶作、アルファポリス)ではクモンが、「おう、攻撃にも生活にも、火は使い勝手がいいからな」と言っていました。また、プロカウンセラーの聞く技術(東山紘久著、創元社)には、「小道具のなかに火があれば最高です。」とあります。

「観光スポット化しているうどん屋さん」ですので、並ぶこともさけられないようです。「行列に並ぶことはほぼ確定なので、そのあたりを見込み、時間に余裕を持って」行くよう求めています。もちろん、これに限らず、何ごとであっても、余裕は求めたいものです。けさの読売新聞朝刊では、東海林愛という人が、「新年こそは余裕のある練習計画を作るつもりでいます。」と書き、同じ面で森昌弘という人は、「私は趣味が多すぎて、体が幾つあっても足りない状況だ。」と書いていました。