生駒 忍

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「楽天田中」からのメールと山本彩の留意点

きょう、ロケットニュース24に、「楽天田中」になりすました迷惑メールがヤンキースの田中将大投手に着弾 / 迷惑メール評論家・GO羽鳥のコメントありという記事が出ました。

田中将大のところに、「楽天田中」からの迷惑メールが届いたそうです。「猛威を奮った」という誤字はともかくとしても、あれが確信犯のにせ者なのか、まぎらわしい別人という設定なのかは、はっきりはわかりません。そういえば、自転車日和 vol.30(辰巳出版)には、三崎館本店にいしいしんじと「イシイシンジ」とが泊まり、芸人のほうが逮捕されたお話がありました。まぎらわしい名前といえば、同じくロケットニュース24にきょう出た記事、【疑問再燃】iPhoneは「アイフォン」なのか「アイフォーン」なのか? アップルストアに尋ねてところ意外な回答が!?にも、気になるところがありました。「アップルストア、スタッフの回答」は、後半が危うげで、本社がこのスタッフの割りだしを急いでいるかもしれません。イノベーションズアイの記事、iPhoneはなぜ「アイフォーン」か?をご覧ください。海外では、米アップル、「iPhone」商標訴訟で「iFone」に敗訴 メキシコというできごともありました。

本文の大部分は、「迷惑メール評論家に聞いてみた」という節です。ですが、その評論家とはここの編集長、つまり内輪で、「すさまじく真面目な顔してコメント」などと、不まじめな書き方をされています。尺かせぎも、ちょうど1年前にトゥギャッチに出た記事、ネットの進化とともに増加する”繊細チンピラ”とは?くらいに、メタ的に尺かせぎと明言させながら、あまりかせがず、きちんと笑いをとれば、きちんと明言があるのに、尺かせぎには見えにくくなります。もちろん、あの記事は、その後たくさんのアクセスをかせぎました。GO羽鳥のほうは、おもしろいウェブサイトのトップがあえて、知識の足りないしろうとががんばっておもしろく考えたコメントをまねた雰囲気で笑いをねらう、かなり高度なやり方なのでしょうか。私はついていけず、かえって尺かせぎの色あいが目だって見えました。

ですが、最後の節に、「GO羽鳥によると「この業者は野球シリーズだけではなく、芸能人だと『みのもんた』や『滝川クリステル』で送ってくる」」とあって、ちらりと評論家らしい知識が見えます。すると、先ほどのところは、「心理」を「真意」と聞きまちがえたようなやり取りもありましたし、質問や質問者がよくなかったのでしょうか。そういえば、TV LIFE 首都圏版 9月12日号(学研パブリッシング)に、NMB48の山本彩が、アーティストへの質問に気をつけているというお話がありました。