きょう、zakzakに、新田恵利「彼氏いた」発言、80年代と今のアイドル事情の違いという記事が出ました。先日のTBSの特番からの話題を取りあげたものです。
新田恵利は、私がアイドルだった頃(長谷川晶一著、草思社)で、「ラグビー部の彼」を明かしましたが、今回はそれより後のことでしょう。「しかも、新田は放送作家と付き合っていたと告白。まさかの職場恋愛だ。」、ここは「新田は」に反応した上で、新田ほどの人気ではなかった、高井麻巳子というメンバーを連想するべきでしょうか。また、新田の話題に、ライターの発言として、「テレビ局のスタッフがタレントに手を出すというのは、芸能事務所にとっては“商品を傷物にされる”ということですから、業界を干されかねない一大事」とぶつけたことには、新田も「職場」の人と結婚したことへの皮肉を感じます。
そのライターは、「おニャン子の場合は、タレントというより半分素人みたいな存在でしたから、スタッフと付き合っちゃうケースも」と語ります。メンズサイゾーに4か月ほど前に出た記事、読モに食われまくり? NMB48・渡辺美優紀のお泊り愛騒動が意外な疑惑に発展を思い出しました。AKBが「半分素人」かどうかはともかくとしても、関係者の発言として、「本来なら事務所が止めるべきですが、読者モデルは半素人のため歯止めがきかず、次から次に毒牙にかけられている状況です。」とあります。
Twitterでの「ブーイング」が3本、並べられています。ですが、私が確認できた範囲ではどれも、スポニチが放送内容からかんたんに紹介した記事を見て、放送翌日に反応したもので、番組を見ての反応ではないようです。Business Journalにおととい出た記事、テレビのやらせ批判は間違い?その実態と生まれるカラクリ 情報番組で横行するステマでの、神奈川テレビのわいせつ語衣装の騒動の議論を思い出しました。新田の夫と同じ会社に勤めていた人が、「100件以上寄せられた批判の80件以上が、北海道や九州など神奈川県以外から」「実際に番組を見ていない人が批判しているのであり、それは批判ではなくただの「雑音」「トイレの落書き」」と斬ったのでした。なお、「あいのり」の「出演者は全員、タレント」として、「日本にちゃんと交際相手がいるタレントも大勢いました。中にはスタッフといい関係になっている出演者もいました。」と明かしていて、今回のおニャン子のことと、いまも昔も変わらないと思わされます。
ですが、恋愛禁止に関しては、「ただ、今のアイドルと80年代のアイドルではかなり事情が違うという。」とあります。おニャン子がデビューした1985年、先ほどの連想の先にいる放送作家が書いたなんてったってアイドル(小泉今日子)は、あの歌詞で堂々と歌えたのでした。なお、ずっと後に、日経エンタテインメント! 2012年3月号(日経BP社)で小泉は、この曲を歌うのがとてもいやだったことを明かしています。そういえば、冒頭で挙げた私がアイドルだった頃によれば、新田恵利は、デビュー前にもう「アイドルなんて、どうせ、仮面をかぶった操り人形でしょ」と思っていたそうです。