きょう、YOMIURI ONLINEに、株主総会は分散化…集中日、初の1000社割れという記事が出ました。
「株主総会の集中日となった27日、警察庁の推計で、全国で957社が総会を開いた。」とあります。ですが、おそらくこれは、単純に数えただけですので、「推計」と呼ぶことには、やや違和感があります。そこで、ほかの新聞社でのあつかいを見てみました。すると、朝日新聞デジタルの957社が株主総会 総会屋は20年前の半数にでは「警察庁によると、全国で昨年より101社少ない957社が総会を開く。」、毎日新聞の株主総会:開催の分散化進む ピークも初の30%台では「東京証券取引所によると、この日だけで東証に上場する企業2375社のうち、38.7%にあたる918社が総会を開催。」、msn産経ニュースの株主総会、きょうピーク 上場企業の4割弱 武田薬品、ユニチカ、任天堂…では「東京証券取引所の集計では、対象となる3月期決算の上場企業2375社のうち、4割弱の918社が27日の総会を予定。」、日経電子版の株主総会ピーク957社開催 武田はウェバー氏の取締役選任可決では「警察庁の前日の集計では全国で957社が開催。」、といったぐあいでした。
写真のキャプションには、「三菱UFJフィナンシャル・グループの定時株主総会に向かう人たち」とあります。ですが、もうほとんど到着しているようなもので、いま向かっているという感じがあまりしません。また、看板を正面にして真横へ向かう流れをとらえたのも、向かう感じを受けにくくしているように思います。そういえば、サーフィンがおもしろいほど上達する本(枻出版社)に、「「斜めに滑る」を「横に滑る」と思っている人が少なくない」というお話がありました。