生駒 忍

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華原朋美の「天然水」と後に続く持田香織

きょう、NewsCafeに、【ウラ芸能】華原朋美の笑えない話という記事が出ました。パソコンからのアクセスの場合は、User-Agentで対応しなければはじかれますので、OKMusicへ提供された同記事でご覧ください。

「それが影響しているのかもしれませんが、また彼女の精神状態を心配する声が上がり、このままでは仕事が激減する可能性がある、と心配するムキもあります」とあります。ふつうに「向き」と書いてよさそうなところを、カタカナにした理由がよくわかりません。漢字にすれば同じですが、カタカナではまるで、つい本気に、むきになっているように見えます。また、筋肉がたくましく張ったさまをあらわす擬態語の「むきむき」は、擬態語ですが「ムキムキ」と表記されるほうが多いので、そちらも連想します。サマーライオン 初回限定盤C(アイドリング!!!)に収録された「ミルキーガール」の歌詞には、「骨はムキムキ」とありました。あるいは、くだらないことで本気になる「ムキ」ですと、むずむずする曲名ですが、Dear My Friend(Every Little Thing)の歌詞に「すぐムキになって」とあるのが、一番売れた楽曲でしょうか。それにしても、そのELTの持田には、この記事の華原との相似を感じます。売れないアイドルを経て、意欲的なプロデューサーの下で大ヒット、そのプロデューサーとはなれた後で、精神的問題をうたがわれる奇行が話題になり、その間に元プロデューサーは失速と、華原の振れ幅を小さくして後に続くような展開です。すると、そろそろ五十嵐充も持ちなおすのでしょうか。

「それで観葉植物がうつ状態になってしまい『こんなになったのは、忙しくてかまってあげられなかった私のせいだよね。いいお水を飲んでね』と天然水をあげたら『ありがとう。元気になるね』と植物が言ったというような話です」とあります。元気になるのならよいのですが、この人に「天然水」と言われると、のろいの都市伝説を生んだ桃の天然水かと思ってしまいます。そういえば、賢治文学「呪い」の構造(山下聖美著、三修社)には、「私は歌手の華原朋美の大ファン」とあります。