きょう、週刊新潮7月18日号(新潮社)が発売されました。今号は、ワイド特集「飛んで火に入る夏の運試し」を中心にした構成です。「ツールスレンはなかった」というカンボジアの歴史修正主義の背景を明かした「変見自在」など、いつもの連載も好調です。
今度の参議院選挙の泡沫候補を取りあげたコーナーが、モノクロのグラビアページにあります。3名が登場するうち、異色なのは鈴木宗男候補で、初出馬である上に、ある程度知名度のある政党から出ているのに、泡沫候補として扱われています。しかも、あと二人は、マック赤坂(戸並誠)と又吉イエス(又吉光雄)、おなじみの選挙名物です。「社会心理学博士」と「唯一神」、そこに「鈴木宗男」という、意外にすみ分けができそうな組みあわせになっているのも、この記事のおもしろいところでしょう。そういえば、心を動かすデザインの秘密 認知心理学から見る新しいデザイン学(荷方邦夫著、実務教育出版)にも、「唯一神」の姿が登場していて、私の知る限り、心理学書ではこれが唯一です。ただし、モザイクがかかっています。