週刊新潮 2013年5月23日号(新潮社)を購入しました。同じ日に出た週刊文春 2013年5月23日号(文藝春秋)も、モンスターペアレントについて、プライバシーを理由に家庭訪問を拒否、外から撮影されないように自分の子は窓ぎわの席にさせない、外見の指摘に「宗教上の理由」を持ちだすなどの事例が集められた記事が興味深かったのですが、こちらは見送りました。
今号で私が最も関心があったのは、先日亡くなった精神医学者小田晋の追悼記事でした。「特集」と書かれている割には短い記事でしたが、あの正義感、反骨精神をふり返るとともに、心なごむ意外なエピソードにも触れることができました。あらためて、ご冥福をいのりたいと思います。
まだ読みきってはいないのですが、ワイド特集の中にあった、世田谷区の待機児童問題も注意をひきました。あの区長と労組とがあって、全国ワーストとされる事態の改善策がさまたげられているということのようです。そういえば、つい先日出た経堂Walker(角川マガジンズ)でも、保坂区長は「保育のキャパシティが足りないという深刻な問題があるのは事実」と明言していて、わかってはいることが確認できます。