「労働者の心の健康の保持増進のための指針」は、2006(平成18)年に策定されました。労働者のメンタルヘルスの向上のための「4つのケア」の推進を求め、具体的方法や配慮などについて述べています。これを一般向けのリーフレットに反映させたものを示しておきます。
職場におけるこころの健康づくり ~労働者の心の健康の保持増進のための指針~ - 厚生労働省
1、セルフケアは、本人自らが気づき、対処するものです。
2、ラインによるケアは、管理監督者が部下の状況を把握して行うものです。
3が正解です。衛生管理者は、常時50人以上を使用する事業場には、業種にかかわらず選任が必要です。
4、産業医もメンタルヘルスケアに重要ですが、嘱託であっても企業内産業保健スタッフに入ります。常時50人以上を使用する事業場に1名、3000人を超える場合は2名以上が必要です。なお、厚労省の第1回 事業場における産業保健活動の拡充に関する検討会の資料3-1には、3000人以上で2名以上になると書かれましたが、労働安全衛生規則13条3号とは一致せず、誤りです。