1、これは色覚特性によっては、とても見わけにくくなるおそれがあります。色相を固定して、彩度は高めで、明度を変えて使いわけるほうが見やすくなります。色なしでも理解可能な冗長性を持たせると、なおよいでしょう。国立遺伝学研究所のウェブサイトに置かれた、色盲の人にもわかるバリアフリープレゼンテーション法を示しておきます。図10~12だけでも見てください。
2、景観の価値を否定するわけではありませんが、点字ブロックは全盲のためだけのものではないので、視力に困難がある人にも見えやすくするのが、バリアフリー重視の方向性です。
3が正解です。聴覚障害があると、ベルの音を発する一般的なタイプの火災報知器では、気づかれないおそれがありますので、ほかのモダリティで届けるものが開発されています。
4、押しまちがいやいたずらがめいわくなのも事実ですが、子どもが使いにくいようにした時点で、バリアフリーとは言いにくい方向性ですし、そういう配置は、車いすに乗っての操作を困難にします。