1、これは精神分析の基本的なねらいです。
2、マインドフルネスでは注意をまったく無にするのではなく、「今、ここ」のみへの注意を意識します。また、特にアメリカでは、マインドフルネスは禅と関連づけられたイメージがあるようですが、東洋的な無や空に徹するわけではありません。
3、マインドフルネスは本質的に、外部から不正常な興奮をあおるものとは整合しません。なお、催眠商法は、心理臨床的な催眠導入というよりも、社会心理学的な現象の悪用例です。SF商法とも呼ばれ、このSFは催眠商法を開発した新製品普及会の略です。海外ではどう呼ばれているのか、興味のある人は調べてみてください。
4が正解です。いわゆる第3世代の認知行動療法において、マインドフルネスは重要な考え方のひとつとなっています。よく整理されたものとして、新世代の認知行動療法(熊野宏昭著、日本評論社)を紹介しておきます。