出題解説

記事一覧

問57 七つの健康生活習慣と食行動

アラメダ郡調査は、健康に関するさまざまな知見をみちびいた縦断研究です。Breslow, L.は、その結果から、健康長寿にかかわる7種の生活習慣を見いだしました。自身もこれを意識した健康な生活を送ったとされ、従軍や離婚など、ストレスフルなライフイベントも体験しつつ、97歳まで生きました。なお、数がたまたま一致するものの、七大生活習慣病と対応するわけではありません。

1、過重な残業の害は明らかですが、7習慣には含まれません。なお、わが国には、長時間残業者に対して、労働安全衛生法66条の8によって医師の面接指導を受けさせる制度があります。

2が正解です。朝食はきちんと食べて、間食はしないのが、健康長寿によいのです。

3、テレビの長時間視聴の害は明らかですが、7習慣には含まれません。なお、害に関して、日本語で読みやすいものとして、日本生活習慣病予防協会のサイトから、テレビの長時間視聴は体に悪い 視聴時間6時間超で余命5年短縮を挙げておきます。

4、7習慣に含まれませんし、ポジティブな自己提示は、むしろ健康を促進することが考えられるでしょう。