DSMにはⅢで登場した心的外傷後ストレス障害(PTSD)は、DSM-5では定義がやや修正されたほか、不安障害から独立した「心的外傷およびストレス因関連障害群」に位置づけられました。
1、基本的には、メディア経由のものは含まれません。
2が正解です。家族の、命にかかわる恐怖を生じる体験を、直接に知ることは、DSM-5での定義Aを満たします。
3、親密であっても人間でない場合は含まれません。
4、死や身体的被害とは異なりますので、含まれません。PTSDの原因として想定することになるのは、恐ろしい体験であって、つらい体験、苦しい体験と考えるのは広げすぎです。