出題解説

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問26 筋萎縮性側索硬化症と意識

1、てんかん発作の際に、ゆさぶりや大声などを加えることは、かえって有害、危険です。安全や呼吸の確保に徹してください。

2、昏迷の間は、ある体勢のままで固まったように動かない状態が続き、もちろん発話も起こりません。

3が正解です。ALSでは、運動ニューロンのみが選択的に障害されます。意識には何ら影響がなく、「車いすの天才物理学者」Hawking, S.のように、人類の知の最先端に立つことさえも可能です。

4、寝言への会話が原因で、脳死を含む死にいたった例は見つかっていません。もし見つけたら、学会で発表してください。ちなみに、しゃっくり百万べんも、同様です。