出題解説

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問7 パーソナリティ障害と自傷

DSM-5は、多軸診断を廃止しましたので、第2軸にあったパーソナリティ障害も、ほかの精神障害と並列されることになりましたが、特定不能(NOS)を含む11種類が、ほぼ同様に引きつがれました。

1が正解です。診断基準にも、自傷行為自体や、自殺企図、自己にダメージを与えかねない危険な行動が挙げられています。クラスターBに属し、自傷で注意をひくなど、疾病利得的な側面もあり、周囲を振りまわして疲弊させます。

234は、いずれもクラスターCに属します。それぞれ独特の不安にとらわれるパーソナリティ障害ですが、1ほどに自傷が目だつことはありません。